2月28日、横浜市中区にある開港記念会館で「神奈川青年大集会」が開催され、弊社の得意先の労働組合や学生、民主団体の青年200人が参加しました。
神奈川青年大集会は、人間らしく働き・学び・生きられる社会の実現をめざし、学び交流する集会。青年の要求を社会的にアピールしてきました。
3回目となった今回のテーマは「戦争法、違憲でしょ」。上智大学教授の中野晃一さんが「立憲主義の破壊に抗するために」と題して記念講演をおこないました。
冒頭、中野さんは、「立憲主義が破壊されている危機は皆感じている。破壊するものは何か、考える必要がある」として、冷戦期から今までの安全保障環境の変化について説明。さらに、安倍政治や安保関連法の実態にふれ、「尊厳を踏みにじる国に未来は描けない」と語気を強めました。
立憲主義を守るためには安倍政権を倒すだけですむ問題ではないとし、長い取り組みとなるが、「怒っているだけではだめ。声あげる人を増やし楽しむことを忘れてはいけない。説得しようと思わず、まず相手の話を聞くことが大切」と話しました。
午後からは「米軍基地と私たち」、「日本と世界の働き方」、「育鵬社の歴史教科書を使って模擬授業」、「主権者はキミだ」の4つの分科会をおこない、終了後はみなとみらい地区をデモ行進。参加者は「戦争法は違憲でしょ」「上げろ最低賃金」「War is over」などのプラカードを手に元気に桜木町駅までアピールしました。