9月16日、神奈川県労働者学習協会主催の「労働学校第122期基礎理論教室」の開校公開講義が行われ、30人を超える参加者と学びました。講師は萩原伸次郎先生(横浜国立大学名誉教授・神奈川県労働者学習協会会長)。経済からみる日本とアメリカの対比や、マスメディアでは取り上げられない世界と日本の動きを講義してくれました。
講義のテーマは「いま、世界は、変革への期待と展望」(科学的社会主義基礎理論教室)。今もなお続くリーマンショックの影響、それらによる問題や対応する取り組みを説明してくれました。
萩原先生はアベノミクスとマイナス金利政策について「マイナス金利ではなく、オバマ政権のように最低賃金を上げ、勤労者の購買力をあげ、中小企業に対しては国が助成策をとれば良かったのでは」と指摘。そんな使い方もできるのかと感銘を受けました。
労働学校は今の情勢も学習ができるので、何度参加しても新しい学びがあり、まさに共同の輪が広がる場所なのだと思いました。
(まる)