日本機関紙協会神奈川県本部と弊社が共催する「情報発信・組織強化支援プロジェクト 広報・編集に関わっている方みんなのステップアップ講座」。1月25日、ステップ3「伝わる!読みやすいメディアをめざす 早く、見やすく、理にかなったレイアウト術」を横浜市の平和と労働会館で開催、22人が参加しました。
講師の清水雅彦さん(機関紙協会神奈川県本部 事務局次長)は、「レイアウトとは、読者への心配り」、どんなにいい記事でもレイアウトが悪ければ読みづらい紙面になるとして、レイアウトの重要性を強調。実際の新聞紙面を例にしてレイアウトについて説明し、良いレイアウトは、企画をしっかり立てることからつながっていると話し、機関紙づくりの流れを踏まえなければレイアウトは成り立たないと述べました。
さらに自ら担当する紙面を題材に、レイアウトや見出しなどを変え、どのような紙面が効果的かなど、わかりやすく解説しました。
前段には、講師の今井精一さん(機関紙協会神奈川県本部 事務局長)が、連続講義「『機関紙とは何か』機関紙論Ⅲ」を講演。機関紙づくりに携わってきた先輩たちの言葉を紹介しながら、「機関紙とは何か、改めて考えてみましょう」と参加者に問いかけました。
参加者からは、「見出しひとつとっても見せ方によって紙面のカラーが変わることがわかった」「読者にとっての機関紙の意味、作り手側にとっての機関紙の意味、よく考えていきたい」などの感想が寄せられました。