2013年11月16日に行われました「見出し・リード・記事の作り方講座」は20人のご参加を頂きました。
講師の伊藤篤さん(連合通信社 取締役社長)は、長年培った編集の経験から、「見出し」・「リード」の重要性をわかりやすく解説していただきました。
以下講義から。
『新聞記事のスタイルは、その特徴の第一が「見出し」と「リード」と「本文」で構成しています。重要度からいうと、見出しが一番大事、リードが二番目、本文という順番です。
たくさんの記事の中から、どれを読みたいと最初に判断するのが見出しです。
「あっ面白そうかな」と次のリードを読む。
これは読むに値する記事だと判断すれば本文を読む。
「見出し」と「リード」で、もし書く側が失敗をすると本文は読まれません。・・・』
本講座である、通信連合の伊藤さんの講義の前座として、日本機関紙協会神奈川県本部の今井精一事務局長が「機関紙論」を講義しました。
以下講義から。
『よく民主主義という言葉を耳にします。過半数で物事を決めていくとか、結論を出すための方法のように理解されています。
民主(民が主人)ですので、みんなの願いや希望や要求などを実現すること自体民主主義なのです。多くの人に理解してもらい、賛同者を増やしていく。
要求を実現する時、情報を共有していく状態を作ることが、機関紙の大きな役割ということになります。
もともと機関紙は双方向の性格を持ってました。
機関紙活動は、組織を活発にし、組織の価値を高めたりもします。
あるいはもっと暮らしやすい状態や社会をつくります。そして”次の時代の当たり前”、”次の時代の常識”を作っていく活動です。』